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  • 執筆者の写真さむ

目と耳

 「目と耳」っていうタイトルはなんだか、文学っぽくていいなって思いました。目と耳。まぁ、たぶん、目のほうが比較的新しい器官なわけです。たぶんね。閉じれるし。耳って閉じれないもんね。閉じれるほうが新しい機能付いているから新しそうです。

 新しいからか何なのか分かりませんが、我々は日頃、入手する情報のほとんど(噂によっては8割)を視覚から得ていると言われています。五感とか子供のころに凄い感じで教わる訳ですが、実際には8割は視覚で残りの2割を四感が頑張ってる訳っす。

 まぁ、一旦、目と耳の話はこんな感じで置いときましょう。


 役者は往々にして、脚本を渡されて、覚えて、芝居をするわけですが、「この台詞をどのように読むか」に苦心している役者さんをよく見かけます(大学のサークルしか知らないですけど)。でも、さっき言ったように人間ってのは情報の8割を視覚から得ています。「台詞をどのように読むか」って言うのは、聴覚に訴えかける手法なわけです。聴覚ってのは残りの2割の内を他の四天王と取り合っているわけです。「コスパ悪くない?」っていう。

 例えば我々学生はレポート20%で期末テスト80%の授業があったら、間違いなく期末テストに力を入れるわけです。しかし演劇の場合はどうでしょう。なんでかようわかりませんが、レポートに真剣に取り組む人の割合が多くなるんです。期末テストやったほうがええで。単位とれへんで。


 そんなこんなで、「どうやって動くか」とか、視覚に訴えかけることをやったほうがいいような気がしています。そうしたら単純計算で4倍上手な役者になれるわけです。そりゃたまげたもんだと思いますよ。まぁ、僕、役者の事ほとんど知らないんですけど。


 お後がよろしいようで。

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