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  • 執筆者の写真さむ

ロケットランチャーとロケット

 小学生の頃、強い武器の代表として「ロケットランチャー」がありました。よくわからないけど、肩に担いでドーンってやつです。ドーンってなってドカーンですから、それはそれはとんでもない威力なわけです。

 中学生の頃、兄弟の影響もあってか宇宙に興味を持ちました。そうです。ロケットです。劇団FAX初となる長編公演『贋作・蟹工船』ではアポロに乗って月を目指す青年を描いたほどです。ロケットってのはとんでもない代物なわけです。あんなクソ重いものが、あんなとんでもないところまで吹き飛んでいくんです。それはそれはとんでもないものなのです。


 何事にも歴史があります。こうして私も大学生になり、ふと思ったのです。「ロケットランチャーよりロケットのほうが強いんじゃないか」。だってそうではありませんか。ロケットランチャーはドーンでドカーンですけど、ロケットってゴゴゴゴゴでゴゴゴゴゴ!!!!!!なわけです。確実にロケットのほうが強いと思うわけです。


 という事は、「ロケットランチャー」の内、強さを象徴しているのは「ロケット」の方なのです。じゃあ、「ランチャー」ってなんだってばよ。「ランチャー」をつけることにより「ロケット」という人類が作り出したとんでもないものを制限している、拘束しているのではないだろうか。そう。ヱヴァンゲリオンの鎧みたいなところが本当は拘束具であるように、「ロケットランチャー」における「ランチャー」は「ロケット」を拘束するためにあるのです。


 信じるか信じないかはあなた次第。


 おあとがよろしいようで。

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